実機の Nintendo DS / 3DS に、HCV-1000 風のカードを Wi-Fi 経由で送り込む PC ツールです。 物理のスロット型カードリーダー(HCV-1000)は不要(= "No Slot")。
⚠️ 非公式プロジェクトです。 Sega / SEGA TOYS とは一切関係ありません。 カード画像・能力値・本物のバーコードは一切同梱していません。データの「形式」と ダミーのサンプルだけが入っています。実データはご自身で用意してください。
- ✅ 含む:カードを選ぶ画面(図鑑・対戦)、PCサーバ、Wi-Fi「鍵焼き」、データ取り込み画面
- ❌ 含まない:カード画像・カード能力・本物のバーコード・あなたの Wi-Fi 情報
「お弁当箱(仕組み)」は配り、「中のおかず(ゲームのデータ)」は各自で用意する形です。
前提:Homebrew 導入済みの 3DS + Wi-Fi アクセスポイント(AP) + PC だけ、を想定。
PC側
- Node.js(LTS 推奨)
- このリポジトリ(NoSlotHCV)
- あなたのカードデータ:
cards.json(+画像フォルダ)※自分で用意(同梱されません)
Wi-Fi(AP) ※条件を満たさないと 3DS が繋がりません(詳細)
- WPA2-PSK(AES) / PMF 無効 / 2.4GHz / PC と 3DS が同じネットワーク
3DS側
- TWiLight Menu++ 導入済み(nds-bootstrap が動く状態)
- 本体部品(B)= パッチ済み nds-bootstrap +
MWIFI.BIN→ GPLv3 フォークの Release から入手 - 対応ソフトの ROM(HCV-1000 に対応した DS タイトル。自分で吸い出したもの)
- SD カードへファイルを置く手段(カードリーダー or FTP)
npm run setup # 初回だけ(依存導入+UIビルド)
npm start # 毎回(サーバ起動 → ブラウザが http://localhost:3001 を開く)- 「データ」タブ → 自分の
cards.jsonを選択(形式はdata/cards.schema.json) - 画像フォルダがあれば一緒に取り込み(無くても動作。「画像なし」表示になるだけ)
- フォーク Release から
MWIFI.BIN(空スロット版)を入手しdevice/MWIFI.BINに置く - 「設定」タブ → SSID と Wi-Fi パスワードを入力 → あなた専用の
MWIFI.BINがダウンロードされる (パスワードは PC 内で鍵計算に使うだけ。保存も送信もしません)
- 焼いた
MWIFI.BIN→ SD カードのルート - フォークの パッチ済み nds-bootstrap 本体(
nds-bootstrap-release.nds)→/_nds/に配置 (TWiLight のBOOTSTRAP_FILE設定に合わせる。不安なら release/nightly 両方に同じものを置く) - 対応ソフトの ROM →
sd:/roms/nds/等、nds-bootstrap.iniのNDS_PATHが指す場所へ
- 3DS と PC を同じ AP に接続
- TWiLight Menu++ から対応ソフトを起動(自動で WiFi 接続 → PC を発見)
- PC の http://localhost:3001 でカードをクリック
- ゲームのスキャン待ち画面で、そのカードが読み込まれる
仕組み:3DS は PC を UDP で自動発見し、
/mushiking/current-cardを HTTP でポーリング。 PC で選んだカードが次のポーリングで実機に届きます。
DS/3DS 側がつなげるアクセスポイントは次を満たす必要があります。
- WPA2-PSK(AES / CCMP)(WPA2-TKIP は不可)
- PMF / 802.11w が無効(「保護された管理フレーム」を要求しない)
- ⛔ WPA3 や iPhone のインターネット共有(iOS 15+) は不可
- 2.4GHz、PC と DS/3DS は同じネットワーク
- 3DS が繋がらない:AP の条件(上記)を確認。特に PMF を無効化、2.4GHz、同一ネットワークか。
- 繋がるがカードが読まれない:PC の「データ」タブで実カードデータを入れたか確認。 ゲームがスキャン待ち画面かも確認。
- 詳しく見たい:
NOSLOT_DEBUG=1 npm startで、3DS の発見・HTTP ポーリング(IP/カード/seq)が サーバのログに出ます。
実機側のファームウェアは nds-bootstrap の GPLv3 フォークです(別リポジトリ)。標準の nds-bootstrap には WiFi/HCV パッチが 無いため、必ずフォークのビルドを使ってください。プレビルドと対応ソースは下記から:
- 本体部品(GPLv3): https://github.com/tanpang-dev/nds-bootstrap-noslothcv
- 最新リリース(
MWIFI.BIN+ パッチ済みnds-bootstrap): https://github.com/tanpang-dev/nds-bootstrap-noslothcv/releases/latest
data/cards.schema.json… カードDBの形式(JSON Schema)data/cards.sample.json… 実データ無しで動かすためのダミーconfig/barcode-config.sample.json… バーコード選択ルール(サンプル)
実データ(data/cards.json・data/images/・実バーコード)は git に載せません
(.gitignore 済み)。
npm test # 鍵焼きのユニットテスト
npm run scan # 秘密(creds/実バーコード/画像)が混ざっていないか検査- このアプリ(UI + サーバ):MIT(
LICENSE) - 本体部品(別リポジトリ):GPLv3(nds-bootstrap フォーク)
NOTICE.md を参照。HCV-1000 の解析は shonumi 氏の記事を参考にしています。
本プロジェクトは非公式であり、権利者とは無関係です。