Google スプレッドシートに連動した、備品の貸出・返却を管理するツールです。 スプレッドシートにバインドされた Apps Script として動作します。
clasp は、Google Apps Script をローカルのパソコンで編集して、コマンドひとつで クラウド(script.google.com)へ反映できる Google 公式のツールです。
clasp は Node.js 上で動きます。まだ入っていなければ Node.js 公式サイト から LTS 版をインストールしてください。インストールできたか確認:
node -v # 例: v20.x.x と表示されればOKターミナル(コマンドプロンプト)で次を実行します。-g は「どこからでも使えるように
入れる」という意味です。
npm install -g @google/clasp
clasp --version # 例: 3.3.0 と表示されればOKclasp loginブラウザが開くので、使いたい Google アカウントで許可します。一度ログインすれば 認証情報がパソコンに保存され、次回からは不要です。
script.google.com/home/usersettings を開き、
「Google Apps Script API」を ON にしてください。これを忘れると clasp push でエラーになります。
これで準備完了です。以降は「デプロイ(clasp)」の手順でローカルとクラウドを同期できます。
| ファイル | 役割 |
|---|---|
appsscript.json |
マニフェスト(タイムゾーン: Asia/Tokyo) |
コード.js |
メニュー・初期設定・貸出/返却ロジック(サーバー側) |
貸出ダイアログ.html |
貸出登録フォーム(HtmlService の画面) |
返却ダイアログ.html |
返却処理フォーム(HtmlService の画面) |
.gitignore |
Git の除外設定(認証情報・環境依存設定の誤コミット防止) |
README.md |
このファイル |
ℹ️
.clasp.json(バインド先スプレッドシート・スクリプトIDを含む clasp の設定)は 環境依存のため Git 管理対象外(.gitignoreで除外)です。clasp clone <scriptId>またはclasp createで各自の環境に生成されます。
- 備品マスタ …
備品ID / 備品名 / カテゴリ / 保管場所 / 総数 / 状態 / 備考(状態は「利用可 / メンテ中」のプルダウン。メンテ中は貸出候補から除外) - 貸出帳 …
No / 貸出日 / 備品ID / 備品名 / 借用者 / 部署・連絡先 / 数量 / 返却予定日 / 返却日 / ステータス / 対応者 / 備考(行は条件付き書式で自動着色: 黄=貸出中 / 赤=期限超過 / 緑=返却済)
- スプレッドシートを開く(メニューに 📋 備品貸出帳 が出る)。
- ① 初期設定(シート作成) を実行 → 「備品マスタ」「貸出帳」を生成(サンプル備品入り)。
- 初回はスクリプトの承認ダイアログが出るので許可する。
- 「備品マスタ」を自社の備品に編集。
- 📤 貸出を登録 で貸し出しを記録。
- 📥 返却を処理 で返却を記録(貸出中の一覧から選択)。
- 🔄 貸出状況を更新 で貸出中・期限超過の件数を確認。
cd bihin-kashidashi
clasp push # ローカル → Apps Script へ反映
clasp pull # Apps Script → ローカルへ取得
clasp open # ブラウザでエディタ/スプレッドシートを開く
.clasp.jsonのparentIdがバインド先スプレッドシート、scriptIdがスクリプトです。
| 日付 | 変更内容 |
|---|---|
| 2026-06-03 | 初版作成。備品マスタ・貸出帳シートの自動生成、貸出/返却ダイアログ(HtmlService)、ステータスの条件付き書式(貸出中/期限超過/返却済)を実装。 |
| 2026-06-03 | セキュリティ対応: セルへの数式インジェクション対策(sanitizeCell_)を追加。.clasp.json を Git 管理対象外に変更。 |